なかやまさんの「グエー死んだンゴ」が日本中を動かした!国立がん研究センターへの寄付が数日で1万件突破の快挙
2025.11.10
2025年10月、インターネット上で一つの予約投稿が日本中に大きな波紋を広げました。北海道大学に通う22歳の大学生なかやまさんが生前に予約投稿した「グエー死んだンゴ」というたった一言のポストが、約3億回以上のインプレッションを記録し、72万以上のいいねを獲得。そして何より、全国から国立がん研究センター基金をはじめとする各地のがん研究・医療機関への寄付が殺到するという、前例のない善意のムーブメントを生み出したのです。
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「グエー死んだンゴ」—なかやまさん最後の予約投稿

2025年10月14日20時ちょうど、なかやまさんのXアカウント(@nkym7856)から投稿されたのは「グエー死んだンゴ」という一文だけでした。投稿時刻がジャストタイムであることから、これは生前に設定された予約投稿であることが明らかでした。
実は、この投稿の前日である10月13日に、なかやまさんの友人から「10月12日の夜、なかやまは静かに息を引き取りました」という訃報が代理投稿されていました。つまり、なかやまさんは自身の死を予期し、最期の瞬間まで予約投稿を設定し続け、生きている間は投稿を解除し、そして最終的に自動投稿される—そんな日々を過ごしていたのです。
「グエー死んだンゴ」は、インターネット掲示板「なんJ(なんでも実況J)」で生まれたネットスラングで、死の間際の断末魔をコミカルに表現した言葉です。なかやまさんは自らを「なんJ民」と称し、Xのプロフィールには「かわいい女の子が好きです。あと癌です」と記載。闘病中もユーモアを交えた飄々とした語り口で発信を続けてきました。
22歳の若さで—希少がんとの2年間の闘い
なかやまさんは、noteで公開した闘病記によると、2023年10月にがんの診断を受けました。「癌の種類が年に20例ほどしか観測されてないようなレアなもの」という非常に希少ながんで、過去の投稿では「背中の筋肉と肋骨が無くなった」とするほどの大掛かりな手術や、度重なる抗がん剤治療を受けていたことが明らかになっています。
北海道大学に通う大学生だったなかやまさんは、北海道がんセンターに入院し、約2年間にわたる闘病生活を送りました。2025年10月10日には「多分そろそろ死ぬ」と投稿し、その2日後の10月12日の夜、22歳の若さでこの世を去りました。訃報は北海道の新聞のお悔やみ欄にも掲載され、なかやまさんが生前、フォロワーからの「お悔やみ欄に名前を載せて」というリクエストに応えていたことも明らかになりました。
「成仏してクレメンス」—敬意を込めた追悼の言葉

なかやまさんの予約投稿に対し、X上では「成仏してクレメンス」という、なんJ由来の追悼の言葉が相次ぎました。「クレメンス」は「〜してください」を意味するなんJ語で、通常は冗談めかして使われる表現です。しかし、今回ばかりは多くのユーザーが心からの敬意と哀悼の意を込めてこの言葉を使いました。
「『成仏してクレメンス』をここまで敬意を持って言える事そうそう無いよ」「自分の人生の最期をかけてのこのツイートには敬意しかない」といったコメントが寄せられ、死の恐怖と向き合いながらも最後までユーモアを忘れなかったなかやまさんの姿勢に、多くの人が感銘を受けました。
寄付の輪が急拡大—受付番号が数日で7500番台から25000番台へ

そして、この投稿をきっかけに、前例のない善意のムーブメントが始まります。Xユーザーの「カシシ」さん(@the_m_r_p)が10月18日、「このニキに敬意を表してお香典包んだンゴ〜 成仏してクレメンス」と投稿し、国立がん研究センター基金への寄付を報告したことが火付け役となりました。
このとき、カシシさんの受付番号は7500番台でした。しかし、わずか1日後の10月19日には受付番号が10500番台に達し、10月20日には20000番台を突破。最新の報告では、受付番号が25000番近くまで到達しており、数日間で約1万5000件以上の寄付が集まったと推測されます。
最低寄付額が1000円だとしても総額1500万円以上、平均寄付額が5000円であれば7500万円以上、1万円であれば1億5000万円以上という、驚異的な規模の寄付が集まったことになります。
広がる寄付の輪—各地のがん関連機関へ
寄付の動きは国立がん研究センター基金にとどまりません。なかやまさんが入院していた北海道がんセンター、公益財団法人がん研究会、日本対がん協会、愛知県がんセンター、さらには小児がん関連団体など、全国各地のがん研究・医療機関への寄付が相次ぎました。
小説家で医師の知念実希人氏は「このような善意によるキャンペーンには全力で乗りつつ、拡散していくのが正しいSNSの使い方だと思っているので、私も国立がん研究センター基金に寄付させて頂きました。若い方が亡くなるのは本当に哀しいです」とコメント。精神科医の香山リカ氏も「なんJ語」で寄付を報告し、著名人も積極的に参加しました。
「ヌクモリティ」—インターネットが生んだ善意の連鎖
X上では「久々にヌクモリティを感じる」「令和版ヌクモリティ」といったコメントが見られました。「ヌクモリティ」とは、インターネット掲示板時代から使われる「ぬくもり」を意味するネットスラングで、匿名掲示板やSNS上で生まれる温かい交流や善意の行動を指します。
「最近では耳にする機会が少なくなった、いい意味でのネット民らしいこのムーブメント」(INTERNET Watch)と評されるように、この寄付の動きは、かつてのインターネット文化が持っていた「善意の連鎖」を思い起こさせるものでした。
「生まれて初めての寄付です」「こういう方法があるのを知らなかった」といった声も多く、今回の出来事をきっかけに初めてがん研究への寄付を行った人も少なくありません。また、「母は胃がんで亡くなり、妹は脳腫瘍で亡くなり、今は父が抗がん剤治療中です。だから、寄付したいと思った」など、自身や家族のがん闘病経験から寄付を決めた人々の声も寄せられました。
「死せるなかやま、生けるX民を走らす」—一人の若者が残した偉業
「死せるなかやま、生けるX民を走らす」「ニキの功績はすごい」「グエー死んだンゴ基金と名付けて欲しいンゴ」X上では、なかやまさんが一つの投稿を通じて、多くの人々をがん研究支援へと導いた功績を称える声が相次ぎました。
J-CASTニュースは「渾身の『ネタツイ』に、SNSでは感服の声が上がった」と報じ、INTERNET Watchは「がんで亡くなったXユーザーの投稿をきっかけに、有志のX利用者が各地のがん関連機関に寄付をする動きが相次いでいる」と伝えました。
なかやまさんの投稿は、10月19日時点で72万以上のいいねを獲得し、3億回以上のインプレッションを記録。まさに「インターネット辞世の句」として、多くの人々の心に刻まれることとなりました。
がん研究への支援—私たちにできること
今回の寄付ムーブメントは、一人の若者の死を悼む気持ちから始まり、がん研究の進展を願う多くの人々の善意へと広がりました。国立がん研究センター基金は、がん研究や最先端のがん医療開発のために使われ、将来的により多くの患者の命を救うことにつながります。
寄付は国立がん研究センターの公式サイトから、クレジットカードや銀行振込で1000円から可能です。北海道がんセンターをはじめとする各地の医療機関でも、オンラインでの寄付を受け付けています。今回の出来事をきっかけに、がん研究支援という形で社会貢献を考える人が増えることは、なかやまさんが残した大きな遺産と言えるでしょう。
まとめ:22歳の若者が遺したメッセージ
なかやまさんの「グエー死んだンゴ」という予約投稿は、一見すると軽いネットスラングに見えます。しかし、その裏には、死の恐怖と向き合いながらも最後までユーモアを忘れず、予約投稿の設定と解除を繰り返しながら日々を過ごした一人の若者の姿がありました。
そして、その投稿は22歳で命を落とした一人の若者の存在を多くの人に伝え、がん研究への関心と支援の輪を大きく広げることとなりました。数日間で1万5000件以上、総額で数千万円規模に達すると見られる寄付は、彼が生きた証であり、未来のがん患者の命を救う希望となります。
「成仏してクレメンス」インターネットを通じて多くの人々がなかやまさんに送った、心からの敬意と追悼の言葉。それは同時に、私たちがこれからも希少がんや難治性がんと闘う人々のことを忘れず、できる範囲で支援を続けていくという、静かな誓いでもあるのです。
【参考リンク】
・国立がん研究センター 寄付ページ:https://www.ncc.go.jp/jp/d004/donation/index.html
・北海道がんセンター 寄付について:https://hokkaido-cc.hosp.go.jp/information/donation.html
・公益財団法人がん研究会:https://www.jfcr.or.jp/donation/
・日本対がん協会:https://www.jcancer.jp/
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