【2026年8月】X Under the Hoodとは?表示制限ラベルのレポートを詳しく解説
2026.09.07
2026年8月13日、Xは新機能「X Under the Hood」のパイロット提供を始めました。 この機能では、アカウントやポストに付与されたラベルを確認できます。 また、条件を満たす利用者は前月分のレポートをJSON形式でダウンロードできます。 レポートの項目やデータ形式も具体的に分かりました。 本記事では、各項目の意味と、ラベルが0件なら表示制限はないと言い切れるかを解説します。 さらに、利用時の注意点も取り上げます。 ※X Under the Hoodはパイロット段階です。対象条件を満たしていても、すべてのアカウントへ同時に提供されているわけではありません。
CONTENTS
X Under the Hoodで何を確認できるのか
X Under the Hoodは、Xの設定から透明性データへアクセスする新しいページです。 対象者は専用ページからラベルの集計を取得できます。対象は過去の暦月です。 また、アカウントとポストへ付与されたラベルを確認できます。 今回の機能は、For Youのランキングコード公開拡充と同時に発表されました。 コード側では、候補ポストの取得、順位付け、フィルタリングを確認できます。 一方で、X Under the Hoodでは自分のアカウントへのラベル適用を確認できます。 公開コード全体の変更は「For Youアルゴリズム公開の解説」でも扱っています。 https://xtep.tools/news_blog/4805 また、今回作成した「For Youランキングコードを大幅公開」の記事でも解説しています。 パイロットの条件は、アカウント作成から1年以上が経過していることです。 さらに、前月に10件以上のポストを投稿している必要があります。 ただし、条件は利用資格の目安です。機能が必ず表示される保証ではありません。 初期段階では、条件を満たすアカウントから無作為に選びます。そして、テストグループへ提供すると報じられています。
ダウンロードしたJSONの項目を読み解く
指定された投稿のサンプルは、2026年7月1日から7月31日までが対象でした。 内容は次のとおりです。ただし、ここに記載する数値は同投稿のサンプルです。 そのため、すべての利用者に共通する値ではありません。
| 項目 | 投稿で公開された値 | 意味 |
| startDate | 2026-07-01 | 集計対象期間の開始日 |
| endDate | 2026-07-31 | 集計対象期間の終了日 |
| timezone | UTC | 日付の判定に使うタイムゾーン |
| generatedAt | 2026-08-08T23:59:59Z | レポートが生成された日時 |
| postCount | 456 | 対象期間に集計されたポスト数 |
| postLabels | [ ] | ポスト単位で付与されたラベルの一覧 |
| accountLabels | [ ] | アカウント単位で付与されたラベルの一覧 |
| totalPostLabels | 0 | ポストラベルの合計件数 |
| totalAccountLabels | 0 | アカウントラベルの合計件数 |
サンプルではpostLabelsとaccountLabelsが空の配列でした。また、合計値も0でした。 つまり、対象期間に表示された範囲ではラベルが記録されていません。ポスト単位、アカウント単位の両方です。 ラベルがある場合は、配列内に種類などが入ると考えられます。さらに、合計件数にも反映される形式です。 timezoneがUTCである点にも注意が必要です。 日本時間の月初・月末と完全には一致しない可能性があります。そのため、投稿履歴との照合では時差を考慮してください。 また、generatedAtはダウンロード時刻ではありません。X側でレポートを生成した時刻です。
ラベル0件でも「必ず伸びる」とは限らない
X Under the Hoodでラベルが0件なら、表示制限ラベルがレポートにないとは言えます。 しかし、すべてのポストが十分におすすめ表示されるとは限りません。 また、シャドウバンの心配が完全になくなったとも判断できません。 For Youでは、表示制限ラベルとは別に複数の処理が働きます。 たとえば、候補ポストの取得、閲覧者との関連性、反応確率の予測があります。品質フィルタもその一つです。 ラベルがなくても、閲覧者との関係が弱ければ表示は少なくなります。 また、予測される反応が低い場合や、競合ポストの評価が高い場合もあります。 今回の重要な変化は、届きにくい原因を切り分けやすくなった点です。 まず、制限ラベルが原因なのかを確認できます。次に、通常のランキング評価で選ばれにくいのかを考えられます。 つまり、表示回数が少ない原因を一つの言葉で片付けずに済みます。確認できる情報を増やした点に価値があります。 また、公開されているのは前月分の集計です。現在の状態をリアルタイムで判定する画面ではありません。 XはGrokを使った規約違反予測など、一部の防御システムを公開していません。 これは悪用対策のためです。そのため、レポートの範囲と全安全対策が同一とは限りません。
X Under the Hoodレポートを確認する手順
- Xへログインした状態でUnder the Hoodページを開く
- 機能が提供されている場合は、対象月とダウンロード案内を確認する
- JSONファイルを保存し、startDateとendDateで対象期間を確認する
- postLabels、accountLabelsと、それぞれの合計件数を確認する
- 以前のレポートも保管し、月ごとの変化を比較する
ページに機能が表示されなくても、すぐにアカウントの異常と判断する必要はありません。 まず、パイロットの対象外である可能性があります。 実際に、条件を満たしても機能が未解放との報告がありました。指定投稿への返信で確認できます。 JSONはテキストエディターでも読めます。 ただし、項目が増えた場合は表計算ソフトやJSONビューアーが便利です。 また、外部のAIサービスへ読み込ませる場合は注意が必要です。公開したくないアカウント情報がないか先に確認してください。
よくある質問(FAQ)
X Under the Hoodを使えばシャドウバンを断定できますか?
確認できるのは、レポートに含まれるアカウントラベルとポストラベルです。Xの表示処理を一つの「シャドウバン」判定にまとめる機能ではありません。
条件を満たしているのにページが表示されません
現在はパイロット期間で、一部アカウントから段階的に提供されています。アカウント作成1年以上・前月10ポスト以上を満たしていても、まだ対象外の可能性があります。
postLabelsが空ならポスト内容に問題はありませんか?
少なくとも対象期間のレポートにポストラベルが記録されていないことを表します。Xルールへの適合や、今後もラベルが付かないことまで保証するものではありません。
まとめ
- X Under the Hoodは、アカウントとポストのラベル集計をJSONで取得できる透明性機能
- パイロット条件はアカウント作成1年以上、前月10ポスト以上だが、一部利用者から段階提供
- 指定投稿のサンプルでは、対象期間・ポスト数・ラベル一覧・合計件数が確認できた
- ラベル0件は表示回数の増加を保証せず、通常のランキング評価とは分けて考える必要がある
- レポートは前月分で、Xのすべての内部システムをリアルタイム表示するものではない
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XTEPはXの公式APIを利用し、開発者ポリシーや自動化ルールに準拠する形で設計・開発されています。そのため、非公式ツールを利用する場合とは異なり、XTEPを利用していること自体が理由となってアカウントが凍結されることはありません。 ※ XTEPは、Xの利用規約、開発者ポリシー、および自動化ルールに準拠する形でのみ動作するよう設計されています。ただし、XTEPを利用しているかどうかに関わらず、ユーザー様ご自身の投稿内容や運用方法がXの規約に違反した場合(例えば、スパム行為、過度な自動化、ハラスメントと見なされるDM送信など)は、当然ながらX社による凍結の対象となります。 操作ガイドはヘルプセンター、最新情報はXTEPブログもあわせてご確認ください。
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