イチロー銅像のバットが除幕直後にポッキリ!T-Mobile Parkで起きた”伝説のハプニング”を解説
2026.07.02
2026年4月10日(日本時間11日)、シアトル・マリナーズの本拠地T-Mobile Parkの1塁側入り口前で、イチロー・スズキの銅像の除幕式が行われました。名アナウンサー・Rick Rizzs氏が「イチローの背番号51にちなんで5から!」とカウントダウンを宣言し、観客が一体となって盛り上がった瞬間

布が引き剥がされると同時に、ブロンズのバットが根本からポッキリ折れてしまいました。
折れたバットが斜め後方に垂れ下がりながら、紙吹雪が舞い上がり、大歓声が笑い声に変わっていく—その一部始終が動画に収められ、あっという間にXを中心にSNSで世界中に広まりました。
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なぜバットが折れたのか
MLB公式の報道によると、布が引き剥がされる際にバットに引っかかり、その負荷でバットが根本から折れてしまったと見られています。銅像はイチローの「バットを真上に立てたあのルーティンポーズ」を再現したデザインで、細い部分への力が集中したことが原因と考えられています。
布を引いた除幕役は、チームメートだったケン・グリフィーJr.氏とエドガー・マルティネス氏。グリフィー氏はバットが折れた直後、すぐさま「俺のせいじゃないよ」とジョークを飛ばしながら苦笑いし、エドガー氏の肩に頭を預けるという場面も。
イチロー本人の神ジョーク
このハプニングに最もスマートに反応したのは、当のイチロー本人でした。通訳の Alan Turner氏を通じてこう語りました。
「まさかここでもマリアノ(リベラ)にバットを折られるとは思いませんでした」
これは現役時代、ヤンキースの名クローザーマリアノ・リベラのカットボールで何度もバットを折られた経験を踏まえた自虐ネタ。英語に翻訳された瞬間、会場から爆笑が起き、イチロー本人も大笑いしていました。
さらに日本語では、full-countの取材にこんな言葉も残しています。
「何が起こるか分からないですね、生きていくっていうことは。だけど、こんなことが起きるんだ。去年の殿堂入りもそうですけど『銅像が建っちゃうんだ』って。1995年に初めてシアトルに来たときは、当然ここでプレーするとも思ってなかったですし。なかなか面白いなと思います、生きるって」
さらに、殿堂入り投票で満票に1票足りなかったことにも触れ、「殿堂入りでも1票足りなかった。今日もバットが折れた。まだそこまで行ってないってことかな。まだ頑張らないといけないかもしれない」とも語り、会場の笑いと感動を同時に掻っ攫いました。
https://www.theguardian.com/sport/2026/apr/10/ichiro-suzuki-statue-bat-snaps-seattle-mariners
除幕式のその他の見どころ
除幕式には弓子夫人と愛犬・姫弓(ikikyu・秋田犬)も同行。イチロー氏は「こういう機会はもうないことなので、最後の機会に家族の一員を連れてきたかった」と話しています。また、愛弟子のフリオ・ロドリゲス選手がWBC中も持ち歩いていたハンディカムカメラで現場を撮影する姿も印象的でした。
マリナーズのダン・ウィルソン監督(元チームメート)も出席。銅像は彫刻家ルー・チェラ(Lou Cella)氏の手によるもので、グリフィーJr.・エドガー・マルティネスの銅像も同氏が手がけています。制作にあたってはイチローが2001年シーズンのユニフォームを着てポーズを取る撮影会も行われました。
バットはその後どうなった?——記者会見が終わるまでに修復完了
ハプニング発生後、マリナーズのスタッフが対応し、イチローの記者会見が終わるころにはバットが直立した状態に復元されていました。その後、ファンが銅像の前でイチローのポーズを真似て記念撮影する列ができていたとのことです。
さらにマリナーズは同日夜のゲームで先着4万名にボブルヘッド(首振り人形)を配布する予定でしたが、粋な演出としてボブルヘッドのバットも折れたデザインに変更したグラフィックをSNSでシェアしました。参考:MLB公式
755万インプレッション超え
地元局KING5のスポーツ記者Arielle Orsuto氏(@ArielleOrsuto)が現場で撮影した動画を投稿。投稿から5日で閲覧数755万超・いいね2,500超・Repost826・引用233件と爆発的に広まりました。参考:元投稿
ネットの反応まとめ
笑い・ポジティブ派(圧倒的多数)
- 「この折れたバットでも、彼はヒットを打つよ」
- 「次はMIZUNO製のバットを用意しよう」
- 「イチローらしい、これで伝説になった」
- 「Photoshopで直した画像」が大量に投稿され二次バズも発生
心配・ツッコミ派(一部)
- 「金具でちゃんと補強しなかったのか」
- 「品質管理は大丈夫か」
全体として笑いとともに温かく受け入れられており、「失敗すらイチロー伝説に変える」ポジティブな空気が圧倒的でした。
まとめ—失敗すら”語り継がれる一日”に変えたイチロー
バットが折れるというハプニングは、計画になかったこと。でも結果的に、マリアノ・リベラへの自虐ジョーク・殿堂入り1票不足との重ね・「生きるって面白い」という言葉が組み合わさって、除幕式はより深く心に残るセレモニーになりました。
T-Mobile Parkに行く機会があれば、グリフィーJr.・エドガー・マルティネスの銅像と並ぶイチローの銅像はぜひ見に行ってみてください。
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